等級について

自動車保険の情報収集をしている中で等級という言葉を目にしたことがある人は多いと思いますが、等級とはいったいどういうものなのでしょうか?

これは自分が保険を利用するうえでのランクのようなもので、運転免許証も事故の有無や点数によって状況が異なるように保険も状況によってランクが変わってきます。

当然、事故を起こさなければ等級は上がって保険料その他が優遇されます。

通常初めて保険加入する際には6等級からスタートし、そこから特に問題がなければ1年ごとにどんどん数字が上がっていきます。

等級が上がると保険料の割引率も上がり、毎月の保険料の負担が減りますから事故を起こさず利用し続ければかなりお得に利用できるようになります。

逆に事故を起こしてしまった場合は等級が下がり、そうすると保険料は割増しになります。

どのくらい下がるのかは事故の種類によって異なりますので、加入前にあらかじめ保険会社へ確認しておくといいでしょう。

また等級が下がってしまったから別の保険会社へ移りたいと考えた場合、等級は引き継がれる可能性が高いです。

自動車の保険の等級は保険契約を解約しても、基本的には13ヶ月間は割増等級の履歴が残るため、どうしても割増の保険料を払えない場合は13か月後から再契約をするしかありません。

なぜなら保険会社は横のつながりがあり、故に情報共有しているため事故歴などの情報は必ず伝わってしまうからです。

場合によっては加入を断られるケースもあるので、事故を起こさないことはもちろん等級が下がったからといって別のところへ移るのはあまり得策とは言えないでしょう。

この点を意識して運転するとモチベーションも上がりますし、できるだけ事故を起こさないように努力しようと思えますから普段から等級について意識しておいてください。

ちなみに最高ランクの20等級の場合は保険料が約63%の割引となります。

一方最低ランクの1等級の場合は約64%の割増の保険料となりますのでできるだけ安全運転で最高の等級になるようにするとそれだけで保険料の節約が可能です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加