保険会社とトラブルになった場合

自動車保険に加入する場合、いろいろなトラブルに備えて申し込みをしますが、意外と見落としがちなのが保険会社とトラブルになったときのことです。

保険会社は保険プランを提供している大元となるところですから、こことトラブルになってしまうとこれから保険を継続させていくうえで不安も大きくなるでしょう。

それではもし保険会社とトラブルになってしまった場合、どういった解決策が考えられるのでしょうか?

基本的に保険代理店経由で契約した場合は代理店が間に入って交渉してくれることが多く、それが代理店経由で契約するメリットでもあるのですが、そうでない場合は基本的に自分ですべての交渉等をしなければなりません。

トラブルを解決するために、まずは保険会社側と話し合い、トラブルの元となった原因をお互いが理解できるようにするのが一番スムーズに解決できます。

たとえば保険会社側が自分の望む補償を提供できないというのがトラブルの元になったなら、なぜそうなるのか納得できるまで聞き出し、こちらの主張もしてお互いが歩み寄れる状況に進めていければいいと思います。

しかし大きなトラブルになるとなかなかうまく進展しない場合も多く、そういったときには話し合いを続けても平行線になる可能性が高いようです。

もし解決策が見いだせない場合はまず日本損害保険協会の窓口で状況を説明し、どういう対応がベストなのかアドバイスを受けるのがいいでしょう。

また事故後の示談交渉の進展が思わしくない場合は交通事故紛争処理センターへ連絡すると弁護士が間に入って公正な判断をしてくれます。

普段から付き合いのある弁護士がいるならばそちらへ直接アドバイスを求めるのもいいと思いますが、その場合は弁護士が交通事故の示談交渉についてどれほど詳しいのか確かめてから依頼しましょう。

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