年齢によって大きく変わる保険料

自動車保険は運転をする人の年齢によって保険料が大きく変わるのが特徴となっています。

生命保険や医療保険と同じで、保険適用のリスクが高まるほど保険料は高額になり、反対に保険適用のリスクが低下するほど保険料は低額になっていきます。

ちなみに生命保険やがん保険などの医療保険が年齢と共に高くなるのは、年を取るほど老化現象に伴ってさまざまな病気の発症リスクが高くなるためです。

自動車保険についても同様にそのような同じ法則が適用されています。

車の運転は慣れてない若い人ほど無理な運転で事故を起こしやすい特徴があります。

反対に車の運転に慣れて落ち着いた運転をするようになる中年ほど事故を起こしにくい特徴があります。

そのため、自動車保険料は若年層ほど高額という特徴があります。

特に20歳頃は最も保険料が高い年齢層になっているので、加入を検討する場合は保険料を見積もりして加入の検討を決める必要があります。

また、最初は保険料が高くても事故を起こさないと時間の経過と共に保険料は下がってくるので、いつまでも高い保険料が継続するというわけではありませんが、一度でも事故を起こすと等級がかなり下がるので保険料の支払いは今までよりも増大してしまいます。

特に若年層は他の年齢層に比べて事故を起こしやすい特徴があるので、軽微な事故くらいならなるべく保険を使用しないことをおすすめします。

自賠責保険でカバーできる範囲であれば自賠責保険の使用に限定することをまず考えましょう。

また、若年層は費用が高いという理由で任意の保険に入らない人が多くいますが、これは万が一事故で相手を死亡させてしまった場合などは膨大な金額を賠償しなくてはならなく、普通の人では賠償できない金額を補償しないといけなくなります。

自分の為だけでなく、相手方のためにも任意保険は最低限のマナーだと思って加入していただければと思います。

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