交通事故を引き起こすドライバーと言えば教習所に通ってようやく運転免許を取得することができたという新米のドライバーというイメージがありますが、新米だから事故を引き起こしやすいというのは言い過ぎの部分もあります。
確かに新米の場合は事故を引き起こす確率は高いので全年齢層で自動車保険料が高くなっていますが、ベテランドライバーでも交通事故を起こす可能性はゼロではありません。
意外かもしれませんが、免許取得から数十年という月日が経過しているドライバーが重大な事故を引き起こすことは少なくありません。
そのため、ベテランドライバーであってもきちんと交通事故に備えて自動車保険に加入しておく必要があります。
もしも自動車保険への加入を怠っていると事故を起こした際に高額な賠償金の支払いが必要になります。
ベテランドライバーになるほど自分は交通事故を引き起こさないと過信する傾向にあるので自動車保険に加入してないようなケースもありますが、年を取ることによって老化現象が起こってそれに伴い運転中の注意力などはどうしても衰えてくるのが人間です。
一定の年齢を超えてくるとこれまでと同じ要領で運転をしていると危ないと感じるようなシーンが増えてきますが、老化現象は防ぐことができない現象なので年齢に応じた運転というのは必須になります。
また、交通事故は誰でも引き起こす可能性があるものであるということを自分に言い聞かせ何かあった場合は対応できるようにしておくことも大切です。
また、最近では高齢者のドライバーの事故が増えてきておりますので、ある程度の年齢になったら免許の自主返納等を考えることもして自分自身でリスク管理をしっかりとしていただければと思います。
自動車保険に加入しているから大丈夫というスタンスではなく、事故をおこさないようにするにはどのようにするかを考えながら運転して欲しいと思います。
安全に運転する自信がなくなれば運転しないという選択も考えることがドライバーとしての心得であるでしょう。