国内系と外資系

自動車保険の話題をするときに必ず出てくるのが「国内系」と「外資系」の2つのワードですが、これは一体どういったものなのでしょうか?

この2つは自動車保険を扱う保険会社のことを指した言葉で、国内系は日本国内の保険会社を、外資系は海外の保険会社のことをそう呼んでいます。

かつて外資系保険会社が日本へ参入してきたときには補償内容を含め、いろいろと異なる点も多かったため敬遠している人もいましたが、現在ではそれほど大きな違いはないと言われています。

したがって、今では外資系保険会社の保険加入もひとつの選択肢として考える人が増えています。

一般的なイメージとして国内系は保険プランが充実している、外資系は保険料が安いということがよく知られていますが、実際のところ、現在では大きく違う点はそれほどないと言えるでしょう。

事故対応のスピードも参入当初は国内系のほうが早いと言われていましたが、今や外資系の対応もかなりスピーディになっていますし、この点で比較するのはナンセンスだと思います。

また現在主流になりつつある通販型の自動車保険の元祖は外資系の保険会社ですが、インターネットが普及した現在では、こちらも国内・外資問わずどこでもやっていることなので、ポイントとなるのはやはり保険の中身(補償内容)ではないでしょうか。

特約や事故後のサービスはやや国内系のほうが充実しているイメージがあり、実際に加入状況も国内系のほうが好調だと言われています。

ただしこちらも実際に利用する人の考え方によって合う合わないは違いますから、自分の目で保険プランを確認して最適なものを選ぶのが一番いいでしょう。

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